お知らせ

東海進学教室ニュースレター (平成23年3月)2011.03.09

KECの教育金言集(平成23年3月度)

なんでも三回
    本多光太郎(1870~1954) 日本・物理学者
   
鋼(はがね)の分野で世界でもトップレベルの学者となった本多光太郎博士は
 愛知県の農家の三男坊でしたが、小さい時あまりパッとせず、鼻たらしの光ちゃ
んといわれました。
小学校の先生にも、
「お前はわかりが遅いから、人が一回やることを三回やれ」と言われました。
大学生のお兄さんに「カルタゴ興亡史」という歴史の本を借りた時、お兄さんは
二、三日で返しにくると思っていたところ、光太郎は三週間後に持ってきたので、
「どうだ、わかったか」と聞いたら、
「三回読んだらやっとわかった」と答えたそうです。
  
このようにわかりの遅い光太郎少年は、「なんでも三回」精神でさびない鋼とい
う素晴らしいものを発明したのです。

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